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田中城(たなかじょう)は、別名を和仁城とも呼ばれ、中世に熊本県旧三加和町一帯を支配した肥後国の国人和仁氏が本拠とした城。現在の熊本県玉名郡和水町和仁に位置する。天正15年(1587年)に発生した肥後国人一揆において、最後まで抗戦を続けた城のひとつである。 「田中城跡」の名称で国の史跡に指定されている。 == 構造 == 和仁川の東側に接する小山に築城され、規模は総面積約8万平方メートルと推定されている。 主郭の平坦部は50m×42mの楕円形で、城周辺の水田からの比高は47mある。実戦向きの城で、一万余の軍勢を相手に千人足らずの守兵で38日の籠城戦に堪えた。本丸を取り囲む空堀のほか捨て曲輪跡・建物跡・井戸跡などが良く保存されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「田中城 (肥後国)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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